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翔ぶトリウィーク 直前インタビュー(4) 桂紋四郎

~上方の演芸を幅広く楽しめる番組に~

入門15年を迎えた若手落語家たちが、繁昌亭昼席のトリを7日連続でつとめる「翔ぶトリウィーク」。普段は重鎮、ベテランが担う大役に挑む主役4人の声をお届けします。
第4回は桂紋四郎。首都圏にも拠点を置いて活躍中です。
「翔ぶトリウィーク」最終週、10月13日(月)から出演します。

──最後の週に、満を持しての登場ですね。 どんな日常でしょうか。

「1週間トリをとらせていただくという重責を感じつつ、しっかりとネタの準備をしています。私が入門したのは繁昌亭ができた後でしたので、入門した頃にまだご存命だった師匠方の高座を思い出したりしています」

──7日間の共演陣の顔ぶれについてうかがいます。主役として出演をお願いした理由や、期待していることは?

「自分の師匠の三代目桂春蝶をはじめ、尊敬する師匠方、兄さん方にご出演いただきます。
また、講談の旭堂南龍さんには7日間のすべてに出番をお願いしています。
南龍さんとは、能楽、文楽、茶道、華道、浪曲、講談、落語それぞれの中堅が上方伝統芸能を盛り上げるユニット「霜乃会」(そうのかい)のメンバーとして一緒に活動しています。
落語だけでなく、上方の演芸を幅広く楽しんでいただける番組にもなっているかと思います」

──トリの演目について、候補がいろいろあると思います。これは聴いてほしい、という噺はありますか。
「演目は毎日変えます。大阪の落語の中で、最も好きな演目『菊江仏壇』をかけようと思っています。演者によって全然印象が違ってくる噺で、これほどまでに演者冥利に尽きる演目はないと思います。ぜひ挑戦したいです」

──めったに聴けない噺ですね。力量がいる大ネタですし、期待しています。


6月30日、神田連雀亭(東京・千代田区)の落語会を終えて。(本人提供)

──「翔ぶトリウィーク」では「口上」もお客さんが注目します。しきたり通りだと、真ん中に座る紋四郎さんはおそらく発言の機会がないと思いますけど、どんな口上になってほしいですか。

「尊敬する師匠方、兄さん方に両側に並んでいただくだけで幸せです。真面目なコメント、愛のあるいじり、ご指導ご鞭撻、どのようなことでも大変ありがたいですし、励みになります。また、お越しのお客様方にもその瞬間をご覧いただけることが何よりうれしいです」

──最後に抱負、意気込みをお願いします。

「入門15年という節目に、繁昌亭のトリを1週間とらせていただけるということ、大変ありがたく思っています。
これは、上方落語協会の笑福亭仁智会長はじめ師匠方から、本当にトリをとれる噺家になれるよう成長の機会をいただいたのだと思います。
7日間、全身全霊で挑みます。ぜひお越しいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします」

文・んなあほな編集部

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