公益社団法人 上方落語協会

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会長のご挨拶 11月

 いつも上方落語にご声援いただきありがとうございます。

 今年も残すところあと2ヶ月となりました。
 少し早いですが、今年も色々ありました。北京オリンピックに始まり、ロシアのウクライナ侵攻、佐々木朗希の完全試合、安倍元首相銃撃事件、物価高に超円安、落語界では円楽師の死去、相変わらずコロナの感染者数が気になりますが、各種支援で各地の賑わいも戻ってきました。

 さて11月は、語呂合わせで「いい○○の日」が続きます。22日は「いい夫婦の日」。
夫婦円満の秘訣は、「亭主関白」か「かかあ天下」か。
 落語の世界にもいろんな夫婦が登場します。まず、「祝いのし」「加賀の千代」に登場するたよんない旦那に、うまい金の借り方を伝授するしっかり者の嫁さん。似たもの夫婦、割れ鍋に綴じ蓋は、「青菜」の植木屋夫婦や「尻餅」夫婦。暮れの30日、近所の手前餅つきをしないのは恥ずかしいと女房にぼやかれ、餅つきの音に聞こえるように女房の尻を叩いて誤魔化そうと提案する旦那、なんと渋々尻を捲って突き出す嫁さん。暮れの長屋の生活や夫婦の腐れ縁、下町の原風景が描かれています。「堪忍袋」、「盗人の仲裁」などの喧嘩するほど仲がいい夫婦。他にも不倫妻に、ヒモ亭主。別れて子供に仲裁される夫婦。嫁さんの機転で生まれ変わる旦那。などなど。

 是非、「天満天神繁昌亭」「神戸新開地喜楽館」でいろんな「いい夫婦」に出会ってください。ご夫婦でご家族でお友達と、皆さんでお越しください。お待ちしております。

 なお、国内旅行の代金を政府が支援するいわゆる「GoToトラベル」事業をめぐり、利用者に給付される「地域共通クーポン」の取扱店舗として、天満天神繁昌亭がこのほど登録許可されました。繁昌亭では、昼席などの上方落語協会主催公演はもちろんのこと、貸館公演の朝席と夜席(当日券は除く)、手ぬぐいや上方落語ようかん ネタ入り などグッズ購入にご使用いただけます。

公益社団法人上方落語協会
会長 笑福亭仁智