公益社団法人 上方落語協会

search

会長のご挨拶 3月

 いつも上方落語にご声援をいただきありがとうございます。
 冬季オリンピックも終わり、色々なスポーツのシーズンインの頃となりました。
 野球は、3年ぶりのWBC。

 前回の劇的優勝もあり、今回は強化試合から異常に盛り上がっているようです。
それというのも今回はなんとテレビでの生中継がないので、各局各番組競って試合以外のWBC情報に時間を割かざるを得ないようです。
 野球などスポーツの生中継で爆発的に普及したテレビですが、今回ネット放送にその役目を奪われ盛り上げ役という皮肉な時代がきたようです。

 開幕前まず話題になったのが、前回はヌートバーのペッパーミルで盛り上がったセレブレーションポーズ。今回は日ハム北山投手が考案した“お茶点てポーズ”、当初は今一つの反響でしたが、サムライジャパンが勝ち進むに連れ浸透は間違いないと思います。
 北山投手、ポジションはピッチャーですがこれはタイムリー。抹茶人気は今や世界的ですし、しかも今年の大河ドラマは「豊臣兄弟!」。やがて、弟秀長とともに豊臣政権を支えた千利休が登場するでしょうし、大谷くんがHRやヒットを打つたびに次の日のテレビで朝から晩まで流され刷り込まれ、おそらく決勝まで行くでしょう。相手がアメリカなら全米で放映され、抹茶ブームも相まって、“ochatate pose“がgoogle検索一位になり、レディー・ガガがミュージックビデオの振り付けに取り入れ、ひょっとして今年の中間選挙の演説でトランプ大統領がお茶点てポーズで登場したりして。

 個人的な話で恐縮ですが、40年以上茶道を習っている妻を師匠に70の手習いよろしく、昨年から弟子たちとともにお茶の稽古を始めました。
 稽古があまり好きでない私ですが間も無く1年、袱紗のたたみ方から始まり、薄茶のお稽古を月2回、毎回2時間ほど妻を師匠に弟子3人とお茶修業で絞られています。茶道は、一期一会、五感で季節を感じ、豊かな心を育む。いまでは、もっと早くやっていればよかったと思うほど、奥深いお茶の道だと感じています。

 3月3日ひな祭りの夜は、皆既月食でしたが大阪は残念ながら雨でした。
しかしなんと次の皆既月食は、3年後2029年新年早々の1月1日。しかも0時07分からかけ始めるそうです。ちょうど除夜の鐘がなり終わる頃に皆既月食とは、今回にもましてロマンなタイミングですね。
 余談ですが、また3月5日は68年に一度の幸運が重なる(天赦日+一粒万倍日+寅の日+大安)最強幸運日だそうです。
 すみません。これを書いているのは、3月6日で、今思えばなんの意識もなく今日を迎えています。残念。

 3月は、芽吹きの季節。若手噺家が“一期一会“の舞台に賭ける公演がスタートします。
 神戸新開地・喜楽館では噺家入門15年を祝うシリーズが始まります。

3月2日(月)から、~月亭天使 噺家十五周年 翔ぶトリウイーク@喜楽館~
3月9日(月)から、~桂鞠輔 噺家十五周年~翔ぶトリウイーク@喜楽館~
3月16日(月)から、~桂紋四郎 噺家十五周年~翔ぶトリウイーク@喜楽館~
3月23日(月)から、~桂あおば 噺家十五周年~翔ぶトリウイーク@喜楽館~

 ご期待とご声援をどうぞよろしくお願いします!!!

 公益社団法人 上方落語協会
   会長 笑福亭仁智