公益社団法人 上方落語協会

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会長のご挨拶 2月

    新年おめでとうございます。皆様どんな新年をお迎えでしょうか。
 噺家のお正月といえば、年始のご挨拶まわりと初席出番で始まるのが常ですが、コロナ禍となり、私はまず自宅近くの聖天さんに初詣、そして初席の合間を見計らい大阪天満宮、生国魂神社にお詣りする三が日となりました。 
 卯年は「飛躍の年」。今年は、守勢から攻勢に出る年と考えております。コロナ禍も3年続くと、落語ファンの中心層である多くの高齢のお客様が卒業されたり縁遠くなられたり、逆に新規で仲間入りしていただく方の落語に触れる機会の減少で、お客様の絶対数が大幅に減っている状況です。
 ただ、そんなピンチをチャンスに変えるべく努力を積んでいる噺家も多くいるのも事実です。今年は、この3年で鍛え育んだ若手・中堅の噺家の実力者たちがゲームチェンジャーになってくれると確信しております。
 そして今こそ東西の協会が一丸となり、それぞれの色を出し合い、より生の落語の魅力を体感していただく会を増やし、一気にファン拡大、定席にお客様を呼び込む天から授かった千載一遇の機会と捉えております。是非ともご期待くださいませ。
 何卒、今年も天満天神繁昌亭、神戸新開地喜楽館を、より一層ご贔屓、お引き立て賜わりますようお願い申し上げます。
 終わりになりましたが、皆様のご健勝とご多幸を祈念して新年のご挨拶とさせていただきます。

公益社団法人上方落語協会
会長 笑福亭仁智