2019年も残りあと僅か。
12月といえば、皆さんはなにを思い浮かべますか?
クリスマス、大掃除、大晦日…。
いえいえ、これを忘れちゃいけません。
繁昌亭昼席での女性落語家ウィーク!
毎年12月に開催しております。
現在、上方の女性落語家は、20名程。
男性に比べて人数はまだ少ないですが、それを感じさせない程、1人1人のキャラが濃い!
筆者(露の瑞)は、女性落語家ウィーク初日の12/2、お勉強に行って参りました。
私の師匠でもある、日本初の女性落語家・露の都は、まさに”大阪のおばちゃん”。
古典落語の中に家族との日常を切り取った
エピソードを取り入れ、親しみやすい喋りも相まって、お客様は大爆笑。
桂あやめ師は、身近な女性を主人公にした自作の創作落語で、「そんな人おるおるー!」と共感を呼び、一気にあやめワールドへ。
桂三扇師は、師匠である三枝師が作られた創作落語を。
柔らかい語り口の中に、飄々とした面白みがあって、お客様はプゥーッ!と吹き出してはりました。
内海英華師は、鮮やかな撥捌きに粋な芸で、観る者を魅了します。
江戸からは、三遊亭歌る多師(12/2・3・7・8)・古今亭菊千代師(12/4・5・6)が参戦。
若手も日替わりで出演します。
これだけ女性が揃うと、楽屋も賑やか!
ずっと喋っています。
「この薬は頭痛に効くねんて!」
「いや冷え性にも効くらしいでー!」
薬の話なのは、ちょっと悲しいですが…。(笑)
開演直後に楽屋での集合写真をお願いしたところ、「まだ化粧終わってないし、顔出来上がってから撮って~!」とのこと。
顔が出来上がった状態での一枚が、こちら。
皆さん、綺麗です!
とびっきりの笑顔で写って下さいました。
(ちゃっかり、私も写っています。)
冬の寒さも吹き飛ばす、華やかで賑やかな女性落語家ウィークは、12/8(日)までやっております。
12/6(金)の18時半~は、都師・あやめ師・歌る多師・菊千代師の「東西女流顔見世落語会」もございます。
皆様も虜になること間違いなし!
是非とも、お越し下さいませ。
文・露の瑞