「ここのメニューに外れはないで~!」
“食の都”福岡出身・露の團四郎師匠をも唸らせた、「シュガーキューブ」。
2016年6月オープンの、カフェと洋食のお店です。
天満天神繁昌亭とは、目と鼻の先!
なのですが……筆者(露の瑞)は今までお店の存在を知りませんでした。
というのも、お店がちょっぴり奥まったところにあるんです。
まさに、知る人ぞ知る、南森町の隠れ家とでも言いましょうか。
この看板が目印です。
【表通りの看板】
南森町センタービル1階の通路を奥へ奥へ。
「えっ、ほんまにお店あるんかな?」と不安になってくる辺りで曲がり角。
そこには、なんともお洒落な入り口が。
【入り口】
團四郎師匠は、ご自身の落語教室の生徒さんがきっかけでお店を知ったそうですが、やはり「最初はちょっと不安やった。」とのこと。
でも、扉を開けた瞬間、その不安は吹っ飛びます。
「いらっしゃいませ~!」
爽やかな笑顔で出迎えて下さったのは、ママ(ケイコさん)と娘さん(まぁーちゃん)。
厨房を守るのは、マスターである息子さん(ゆうちゃん)。
そうなんです、ご家族3人で切り盛りされているんです。
取材させて頂いた時、ランチタイムのピークは過ぎている時間帯でしたが、満席。
大人気です。
レンガ作りの落ち着いた店内に、心地良いジャズが流れます。
デートにもぴったり♪
團四郎師匠(以下:團)
「雰囲気ええやろ~?お店の人の愛想もええし、お洒落やし。ここで、文福師匠は、相撲甚句やったんやで~。」
えっ!
ここでやりはったんですか!
うん、デートにもぴったりです♪
そして、なんといっても、お料理が美味しいのなんのって。
めちゃくちゃ美味しいんです!
團四郎師匠も、ご自身の独演会の打ち上げで初めて利用されて以来、よくふらっとお越しになられているそうです。
日替わりランチは、2種類。
メイン(お肉又はお魚)・サラダ・スープ・ライス・ドリンク(紅茶又はコーヒー)付きで、980円。
團「安いだけやのうて、うまい。
どこにも負けへん味!」
マスターは、北新地の洋食店『レストラン いそむら』で修行を積まれていますので、お料理は本格的です。
取材日は、メインのお肉(ポークチーズカツレツ)を頂きました。
【メイン料理】
お肉は柔らかくジューシーで、チーズとの絡みが最高。
添えられているお野菜が甘い。
彩りも綺麗。
ボリュームたっぷり。
サラダはシャキシャキで、スープは具沢山。
このクオリティーで、980円は驚きです。
メイン料理のお魚は、その日の仕入れによって変わります。
毎週火曜日は煮込みハンバーグで、それお目当てで来られるお客様もおられるんだそう。
15名から貸切にでき、予算に応じたコースメニューが可能。
ワイン・日本酒もあり、お酒好きには堪りません。
…ということは、落語家の打ち上げにも、ぴったりですね!
團「料理の味はワールド級!ママの明るさはナショナル級!」
ナショナルて久々に聞きました、師匠。
でも、確かにママが朗らかで素敵です。
食後のコーヒーと共に、角砂糖が添えられていたので、「あっ、お店の名前と同じ、シュガーキューブ(角砂糖)ですね!」とお声をかけましたところ、ママさんが一言。
「イエッサー!」
返しがお若い!
ママさんのお人柄に惹かれて、リピーターになるお客様がいらっしゃるのにも納得です。
【ロゴマーク】
(店名の由来は、アイスランドのバンド”シュガーキューブス”。ロゴは、マスターがデザインされました。なんと多才な!)
最後に、團四郎師匠より頂いた格言をば。
「(表通りから)店は見えなくても、美味しかったら客は来る!辺鄙なとこでも、おもろかったら客は来る!」
おっしゃる通りです、師匠!
身に染みるお言葉!
美味しいお料理と看板娘さんをお楽しみに、皆様も是非、南森町の隠れ家へ。
【團四郎師匠とお店の方】
インタビュー・文 露の瑞
お店情報
シュガーキューブ
06-6351-0120
営業時間:[月~土] 11:30~23:00
定休日:日曜日・祝日
詳しくは「食べログ」にて
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27100502/